陸上界で注目を集める篠原倖太朗選手は、駒澤大学での輝かしいキャリアを経て、次にどの道を進むのかが話題となっています。
特に「トヨタ自動車」への所属が噂されており、多くのファンや関係者がその動向を注視しています。
この記事では、篠原倖太朗選手の進路についての予想とともに、篠原倖太朗選手の中学・高校時代の経歴や自己ベスト記録についても詳しく解説します。
篠原倖太朗の進路はトヨタではなく富士通!
篠原倖太朗選手の進路は実業団の富士通です。
目標とする田澤蓮さんが所属していたり、プロジェクトGgoatに参加していることからトヨタ自動車も有力視されていましたが、最終的に富士通という結果になりました。
大学卒業後は、田澤蓮選手と同様に、実業団に籍は置くものの、練習拠点は駒澤大学で大八木監督のもとで練習を続けます。
今後の目標は
・2025年の東京世界陸上
・2028年のロサンゼルス五輪トラック
・2032年ブリスベン五輪マラソン
の出場です。
篠原倖太朗の小学校
篠原倖太朗選手が通っていた小学校は、山武市立武北小学校です。
篠原倖太朗選手が陸上を始めたのは、武北小学校に通っていた時です。
もともと柔道をしていましたが、体が小さかったため、小学校のマラソン大会で優勝した経験をきっかけに、陸上競技に転向しました。
その後、地域のクラブチームに参加し、本格的に陸上を学び始めました。
篠原倖太朗の中学校
篠原倖太朗選手は、地元の山武市立山武中学校に進学し、陸上部に所属して本格的に長距離走に取り組み始めました。
篠原倖太朗選手の中学時代の主な記録としては、千葉県中学校総合体育大会陸上競技での活躍が挙げられます。
第63回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会に出場し、1500m競技の予選では4分26秒17の記録を残しています。
第63回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会中学共通男子1500m予 選 1組7月1日10着 4:26.17 [3578] 篠原 倖太朗 (3)山武 / 千葉
第63回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会2017年6月22日~7月2日競技結果
この記録は当時の篠原倖太朗選手の実力を示すものであり、篠原倖太朗選手のその後の飛躍を予感させるものでした。
篠原倖太朗の高校
篠原倖太朗選手は千葉県の千葉県立富里高校に進学しました。
ここでの3年間は、篠原倖太朗選手の陸上選手としての基礎をさらに固める時期となりました。
特に、高校3年生の時のインターハイの代替大会である全国高校大会では、1500mで3位に入賞し、その実力を全国に示しました。
この時のタイムは3分51秒97で、篠原倖太朗選手の脚力を支えたのは、片道20kmの自転車通学という日々の鍛錬だったと言われています。
高校時代のもう一つの大きな成果は、千葉県高校駅伝で区間2位の好走を見せたことです。
コロナ禍で大会が中止されることも多かった時期において、この結果は篠原倖太朗選手の持久力と精神力の強さを証明するものでした。
篠原倖太朗選手は、高校時代に指導を受けていた北原監督が駒澤大学のOBだったこともあり、自然な流れで駒澤大学へ進学。
富里高校での経験を活かし、さらなる飛躍を目指しました。
篠原倖太朗の自己ベスト
篠原倖太朗選手は、多くの自己ベスト記録を持っています。
特に注目すべきは以下の3つの種目のタイムです。
5000m: 13分27秒04
(2024年7月 ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会)
10000m: 27分35秒05
(2024年5月 日本陸上競技選手権大会)
ハーフマラソン: 1時間00分11秒
(2023年2月 第75回香川丸亀国際ハーフマラソン)
特に2024年7月のホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会では、最終種目となった男子5000mに、実業団のトップランナーが集結しました。
その中で篠原倖太朗選手は、冷静なレース運びを見せ、これまでの自己記録を6秒も更新し日本人トップでフィニッシュ。
レース後、篠原倖太朗選手は「この記録は通過点なので、さらに上げていきたいです」と語り、今後の成長に向けた意欲を示していました。
「今までのタイムはなかったことにしたいぐらい。ずっと(13分30秒台の)安定期に入っていて、いつかは爆発するだろうと思っていたんですけど……。“爆発”というにはちょっと足りない。もうちょっとですね。(13分30秒を切る自己記録は)通過点にしないといけないと思っているので、ここからしっかりと上げていけるように頑張ります」。レース運び同様に、篠原は自己ベスト更新をも冷静に受け止めていた。
月刊陸上競技
まとめ
篠原倖太朗選手の進路についてはまだ正式な発表はありませんが、トヨタ自動車への所属が濃厚だと予想されています。
これまでの篠原倖太朗選手の陸上人生を振り返ると、地元での活躍から全国大会での成績、そして駒澤大学でのリーダーシップと結果を出し続けてきました。
篠原倖太朗選手にとって、トヨタのような強力なバックアップを受ける企業に進むことは自然な選択でしょう。
中学・高校時代から続けてきた努力と実績、そして自己ベスト記録を持つ篠原倖太朗選手が、今後どのように成長していくのかが非常に楽しみです。